ひがんのぼたかくし

春彼岸ごろに積もる雪を、南会津では彼岸のぼた隠しというのだそうです。彼岸の「ぼた」といえば真っ先に思いつくのはお供えのぼた餅ですが、ここでは土地の言葉で山から切り出した丸太のこと。3月の南会津では、まだ数十センチの降雪があってもおかしくないのでぼた餅より丸太の方がしっくりきます。春先の残雪を利用して山から木材を運び出していたそうです。

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